2023年の梅雨入り・梅雨明け時期を徹底予想!

過去のデータから2023年の梅雨入り・梅雨明け時期を予想します!

梅雨時期予想

【2023年】九州の梅雨入り・梅雨明け時期を徹底予想!

投稿日:2020年10月2日 更新日:

日本の中では小笠原諸島に次いで温暖な地域であると言われている九州。日本列島の南西端に位置し、福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県の7つの県で構成されています。

火山が多いことから、世界最大級のカルデラを持つ阿蘇山や大分県の別府・湯布院などの温泉地も観光スポットとして有名です。秋には台風の通り道になりやすく降水量が多いと言われていますが、梅雨の期間にはどんな特徴があるでしょうか。

 

そこで今回は東北地方の2023年の梅雨入り・梅雨明け時期の予想を北部と南部に分けてご紹介します。


2023年の九州北部の梅雨入り時期を予想!

日本海に面している九州北部の地域。九州で最も人口の多い福岡、陶磁器の産地として有名な佐賀、971もの島嶼を有する長崎、温泉の源泉数日本一の大分、阿蘇山を有する熊本の5県です。

自然いっぱいの九州は晴れた日に楽しみたいですね。

それでは九州北部の2023年の梅雨入り予想してみたいと思います!

九州北部の梅雨入り時期予想 2019年
気象庁の1951年~2018年までの過去68年間のデータによると、九州北部の最も早い梅雨入りは1954年の5月13日、最も遅い梅雨入りは1967年の6月22日でした。

 

過去68年間で5月中旬に梅雨入りした年は1回だけであり、とても珍しいことがわかります。また6月下旬に梅雨入りした年も僅か2度だけであり、こちらも珍しいケースであることがわかりますね。

さらに九州北部の梅雨入りの分布を詳しく見てみると、

九州北部の梅雨入り時期分布 過去68年分 ・5月中旬(5/11~5/20)に梅雨入りしたのが2回(全体の3%)

・5月下旬(5/21~5/31)に梅雨入りしたのが13回(全体の19%)

・6月上旬(6/1~6/10)に梅雨入りしたのが41回(全体の60%)

・6月中旬(6/11~6/20)に梅雨入りしたのが11回(全体の16%)

・6月下旬(5/21~6/30)に梅雨入りしたのが1回(全体の1%)

 

となっており、九州北部では6月上旬(6月1日~6月10日)頃までの梅雨入りが全体の60%と最も多かったことがわかります。

九州北部の平年の梅雨入り時期は6月5日頃となっており、直近10年間では5月末頃の梅雨入りも比較的多くなっていますので、梅雨入り前に旅行に行かれる際は5月中旬までを目安に計画を立てられると良いかもしれませんね。

これらのデータから九州北部の梅雨入りを予想すると、2023年は5月28日から6月11日くらいになりそうですね。


九州北部の2023年の梅雨明け時期を予想!

全国的にも有名な福岡の博多ラーメンや明太子。佐賀県では剣先イカ、大分ではとり天、熊本では馬刺し、長崎では言わずと知れた名物長崎ちゃんぽんやカステラを味わうことができます。

九州北部のグルメをたっぷり堪能するための、2023年の梅雨明け予想をお届けします。

九州北部の梅雨明け時期予想 2019年
気象庁の1951年~2018年までの過去68年間のデータによると、九州北部の最も早い梅雨明けは1994年の7月1日、最も遅い梅雨明けは2009年の8月4日でした。

 

過去68年間で7月上旬に梅雨明けした年は11回あり、回数としてはやや珍しいと言えますね。また8月上旬に梅雨明けした年は3回だけであり、こちらは非常に珍しいケースであることがわかります。

さらに九州北部の梅雨明け時期の分布を詳しく見てみると、

九州北部の梅雨明け時期分布 過去68年分
・7月上旬(7/1~7/10)に梅雨明けしたのが11回(全体の16%)

・7月中旬(7/11~7/20)に梅雨明けしたのが33回(全体の49%)

・7月下旬(7/21~7/31)に梅雨明けしたのが20回(全体の30%)

・8月上旬(8/1~8/10)に梅雨明けしたのが3回(全体の4%)

 

となっており、7月中旬に梅雨明けした年は33回で48%、7月下旬に梅雨明けした年は20回で30%で、九州北部では7月11日~7月20日頃までに梅雨明けした年が最も多く全体の半分を占めていることがわかります。

九州北部の平年お梅雨明け時期は7月19日頃ですが、近年では7月下旬以降の梅雨明けも増えていますので、梅雨明けしてから旅行に行かれる際は8月に入ってからが良いかもしれませんね。

これらのデータから九州北部地方の梅雨明けを予想すると、2023年は7月12日から7月26日くらいになりそうですね。

 

九州北部の2023年の梅雨期間の傾向は?

九州の中では降水量が少ない地域とされている福岡県の瀬戸内側や大分県。それでも台風の襲来が多いことから、東日本の太平洋側と比べると雨の降る機会が多いと言われています。

特に梅雨時の降水量が非常に多く注意が必要な北九州の地域。2023年の梅雨期間の傾向はどうでしょうか?

九州北部の梅雨期間 過去68年分
 

気象庁の1951年~2018年までの過去68年間のデータによると、九州北部の最も短い梅雨期間は1978年と2017年のの23日でした。過去68年間で梅雨期間が30日以内だった年は6回であり、やや珍しいと言えますね。この年は梅雨明けが平年より2週間以上早かったことから、とても短い梅雨となりました。

一方で、最も長い梅雨期間は1954年の80日でした。梅雨が70日以上続いた年は1度きりであり、とても珍しいケースであることがわかります。この年は梅雨入りが平年より3週間程度早く、梅雨明けも1週間遅かったため、とても長い梅雨となりました。

そして30~39日だったのは18回、40~49日だったのは29回、50~59日だったのは9回、60~69日だったのは4回となっていますので、九州北部では梅雨期間が40~49日続いた年が最も多いことがわかります。

 

九州北部の平年の梅雨の長さは43日程度となっていますので、これらのデータから九州北部の梅雨期間を予想すると、2023年は35日~53日くらいになりそうです。


九州南部の2023年の梅雨入り時期を予想!

温暖で降雪もほとんどないと言われている九州南部の地域。南国風味漂う景観を持つ宮崎県、世界遺産の屋久島・種子島の宇宙センターなどを有する鹿児島県の2県です。

自然の素晴らしさを存分に体験するための、九州南部の2023年の梅雨入り予想をお届けします。

九州南部の梅雨入り時期予想 2019年
気象庁の1951年~2018年までの過去68年間のデータによると、九州南部の最も早い梅雨入りは1956年の5月1日、最も遅い梅雨入りは、1957年の6月21日でした。

 

過去68年間で5月上旬に梅雨入りした年は1度だけであり、とても珍しいケースであることがわかります。

5月中旬に梅雨入りした年は過去5回ありますが、2000年代に入ってからは1度もなく近年では梅雨入りが遅い傾向にあるのかもしれません。また6月下旬に梅雨入りした年も1度きりであり、こちらもとても珍しいことがわかります。

さらに九州南部の梅雨入りの分布を詳しく見てみると、

九州南部の梅雨入り時期分布 過去68年分
・5月上旬(5/1~5/10)に梅雨入りしたのが1回(全体の1%)

・5月中旬(5/11~5/20)に梅雨入りしたのが5回(全体の7%)

・5月下旬(5/21~5/31)に梅雨入りしたのが28回(全体の41%)

・6月上旬(6/1~6/10)に梅雨入りしたのが27回(全体の40%)

・6月中旬(6/11~6/20)に梅雨入りしたのが6回(全体の9%)

・6月下旬(5/21~6/30)に梅雨入りしたのが1回(全体の1%)

 

となっており、5月下旬に梅雨入りした年は27回で40%、6月上旬に梅雨入りした年は27回で40%と、九州南部では5月下旬、6月上旬に梅雨入りした年が40%ずつと多く、合計すると80%にもなります。

また、九州南部の梅雨入りの平年時期は5月31日頃となっています。これらのデータから九州南部の梅雨入りを予想すると、2023年は5月24日から6月7日くらいになりそうですね。

 

九州南部の2023年の梅雨明け時期を予想!

宮崎県といえばマンゴーや地鶏、鹿児島県といえば黒豚やさつま揚げが有名です。肉巻きおにぎりや桜島大根、かき氷の白くまなどもよく名前を耳にしますね。

きれいな景色を見ながらグルメを楽しむための、2023年の九州南部の梅雨明け予想をお届けします。

九州南部の梅雨明け時期予想 2019年
気象庁の1951年~2018年までの過去68年間のデータによると、九州南部の最も早い梅雨明けは1955年の6月24日、最も遅い梅雨明けは、1957年の8月8日でした。

 

過去68年間で6月下旬に梅雨明けした年は1度だけであり、6月中に梅雨明けが訪れるのはとても珍しいケースであることがわかります。

また8月に入ってからの梅雨明けは2度のみと、こちらも珍しいケースであることがわかります。1957年は梅雨入りが最も遅かった年でもあり、梅雨明けが遅くなったのもその影響があるかもしれませんね。

さらに九州南部の梅雨明けの分布を詳しく見てみると、

九州南部の梅雨明け時期分布 過去68年分
・6月下旬(5/21~6/30)に梅雨明けしたのが1回(全体の1%)

・7月上旬(7/1~7/10)に梅雨明けしたのが20回(全体の30%)

・7月中旬(7/11~7/20)に梅雨明けしたのが31回(全体の48%)

・7月下旬(7/21~7/31)に梅雨明けしたのが13回(全体の19%)

・8月上旬(8/1~8/10)に梅雨明けしたのが2回(全体の3%)

 

となっており、7月中旬に梅雨明けした年は31回で48%と九州南部では7月中旬での梅雨明けが最も多かったことがわかります。次に多かったのは7月上旬の20回で30%と、7月上旬・中旬を合わせると約80%にもなります。

九州南部の梅雨明けの平年時期はは7月14日頃がとなっています。これらのデータから九州南部地方の梅雨明けを予想すると、2023年は7月7日から7月14日くらいになりそうですね。


九州南部の2023年の梅雨期間の傾向は?

冬は晴天の日が多いが、夏から秋にかけては台風の襲来が多いと言われている九州南部。台風接近時には長期間の雨に見舞われることもしばしばで、梅雨末期には蒸し暑く高温になることもあります。

旅行の際は梅雨や台風を避けて計画したいですね。2023年の九州南部の梅雨期間の傾向はどうでしょうか?

九州南部の梅雨期間 過去68年分
 

気象庁の1951年~2018年までの過去68年間のデータによると、九州南部の最も短い梅雨期間は1964年の21日でした。過去68年間で梅雨期間が20~29日だった年は5回あり、やや珍しいと言えますね。この年は梅雨入りが平年より10日ほど遅く、梅雨明けは2週間ほど早かったためとても短い梅雨となりました。

また最も長い梅雨期間は1954年の80日でした。梅雨期間が70~80日だった年は2回のみであり、とても珍しいケースであることがわかります。この年は梅雨入りが平年より2週間以上早く、梅雨明けも2週間以上遅かったためとても長い梅雨となりました。

そして30~39日だったのは19回、40~49日だったのは27回、50~59日だったのは9回、60~69日だったのは5回となっていますので、40~49日だった年が最も多かったことがわかります。

九州南部の梅雨の時期は平年では44日程度となっています。これらのデータから九州南部の梅雨期間を予想すると、2023年は35日~53日くらいになりそうですね。

 

まとめ

2023年の九州の梅雨入りと梅雨明け、梅雨期間の予想はいかがでしたか?

福岡の博多屋台、大分の別府地獄めぐり、長崎のハウステンボス、佐賀の吉野ケ里遺跡、熊本の熊本城、宮崎のモアイ像が並ぶサンメッセ日南、鹿児島の桜島や屋久島など魅力たっぷりの九州。景色や離島を楽しむ際は、ぜひ梅雨予想を参考にしてみてくださいね。

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